なぜ“健康経営”が注目されているのか?
目の酷使で、視力低下はもちろん「身体」「心」にも障害が!
人口減少や少子高齢化の進展に歯止めがかからないなか、いま、企業における“健康経営”が注目されています。
従業員が健康であることは労働意欲を高め、生産性の向上を導き、企業イメージも上がります。このため、健康への投資は価値があるというのです。
人材を確保し、長くいきいきと企業で働いてもらえる環境づくりが、継続した企業活動には不可欠と考える経営者が増えているのです。
企業が健康経営を実践することで従業員の得られる効果としては、
- 従業員1人ひとりが能力を最大限に発揮できる
- 従業員の健康状況を把握し、不調の早期発見・対策につながる
- 生活習慣病の予防・改善ができる
そして健康経営によって企業が得られる効果としては、
- 労働生産性の向上
- 離職率の改善
- 疾病手当の減少
- 経営上のリスク回避および低減
- 企業イメージのアップ
“健康経営”の取り組みとして中小企業で実際に行われている事例には、健康宣言の社内外への周知、全面禁煙運動、定期健診100パーセント受診、社員食堂の設置などがあります。
しかし、いま健康経営のなかで最も重要で、大きな課題となっているのがVDT作業での目の健康管理なのです。
VDT作業で身体的な疲労や症状がある、と答えた人は実に68.6%!
仕事でパソコン、通勤途中でスマートフォン、さらにプライベートでもパソコンと、現代人はVDT(ディスプレイ画面)を長時間見続ける機会が急増しています。とくに、職場では9割近くがパソコンを使用する時代で、それを使用する時間も長くなっています。目を酷使することで、大きな社会問題となっているのが視力低下、「身体」「心」に障害が起きることなのです。
厚生労働省では、1998年から「技術革新と労働に関する実態調査」を行い、VDT作業に対する労働者の適応状況や職場環境や労働衛生管理の実態などを、5年ごとに調査しています。
全国で事務、販売などに従事する約16,000人を対象に行った2009年の調査によると、「VDT作業でストレスを感じる」と答えた人の割合は全体の34.6%、「VDT作業で身体的な疲労や症状がある」と答えた人は実に68.6%にのぼっているのです。
▶︎詳しくはこちらをクリックhttps://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/saigai/anzen/08/02.html
これを症状の内容別にみると、
●視力への悪影響
VDT作業が直接、視力低下を招くことはもちろん、VDT使用による視覚系への負荷(ストレス)も大きい。
●手首や指のしびれ感
高速タイピング、手首を捻ってのトラックパッドやマウスの使用という単純な繰り返しにより、 腱鞘炎や手根管症候群を発症する。「マウス腱鞘炎」と呼ばれることも。
●肩凝り・首の痛み
パソコン作業中は、腕は前方に曲げたままで、手はほとんどキーボードとマウスだけという非常に限られた動きになる。首や肩の筋肉にも負荷が掛かり、長時間の作業では首、肩、腕に違和感や痛みを生じる。
●腰痛や背中の不快感
パソコンの前で同じ姿勢で数時間も座り続けると、背中や腰の筋肉の過緊張から、背中のだるさや腰の痛みをきたすことも少なくない。
●睡眠障害
ディスプレイ画面から発するブルーライトは、体を休めるホルモンの分泌を抑制し、体内時計が狂ってしまう。これにより睡眠障害が起き、疲労が蓄積し、健康上の問題、仕事や生活に支障をきたしてしまう。
●精神的な負担
パソコンを利用する仕事に従事している人のなかには、過量な仕事を抱え込むことによる過労、デッドライン(締切)に追い立てられる心理的圧迫を感じている人もいる。
このことが、パソコンの前に釘付けにさせ、さらに前述の症状を増悪させる誘因になっている。これらの心理的負担から、パソコンの前に座るだけで疲労感、めまい、イライラ感などを訴える人もいる。
●心理的な依存症も
パソコン生活の深みにはまると、週末や休日でもPパソコン や携帯電話の画面にむかっていないと不安に感じる場合もある。
など、VDT作業による悪影響は深刻です。だからこそ、“健康経営”でまっ先に取り組まないといけないのが従業員の目の健康管理となっています。
従業員の目の健康管理は難しく、実効性のあるものがない?
厚労省が策定した、新しい『VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン』では、適切な作業時間管理などについて以下のように定めています。
・連続作業時間内において1~2回程度の小休止を設けること
・連続作業と連続作業の間に10~15分の作業休止時間を設けること
・1連続作業時間は1時間を超えないようにすること
・他の作業を組み込むか、また他の作業とのローテーションを実施することなどにより、一日の連続VDT作業時間が短くなるように配慮すること
こうした対策を告知していますが、現実は、従業員一人ひとりの裁量に任されていて、すぐに効果が実感できない、小休止などをすると集中が途切れる、などにより実行するのはなかなか難しいのも事実。
しかし、これではVDT作業での目の健康管理は、有言不実行になってしまいがちです。
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目を酷使する現代社会で、注目の超音波治療器。
そこで、注目されているのが超音波治療器の活用なのです。
超音波パワーで偽近視を抑制・緩解する、効果が実証された厚生労働省承認の医療機器。まぶたの上から10分軽くあてるだけ。1秒間に約2万4,000回の超音波振動が目の深層部の細胞組織まで届き、優しくマッサージ。血流を促進させ、目の疲れを緩和したり、毛様体のコリに作用し、ピント調節をサポートします。
即効性があり、1回の使用で実感でき、継続する励みになります。VDT作業で目を酷使していても、朝、目がスッキリなどと好評。会社に1台あれば、数人で利用可能です。
VDT作業での目の健康管理に活用できます。