テレビ番組「たけしの家庭の医学」で放送され話題に!
歳とともに、若い頃のような深い睡眠が得られない、熟睡できない、など不眠に悩む方が増えています。不眠症を治す方法はないのでしょうか。
そんな方たちに注目されているのが、日本ヨーガ療法学会の協力のもとに作られた、滋賀医科大学オリジナルの3つのヨガポーズです。
不眠に悩む患者を対象に、実際にこのヨガポーズを指導されていて、実績を上げているのです。
以下に2019年6月11日のテレビ番組「たけしの家庭の医学」でも放送され、反響のあった3つのヨガポーズのやり方をイラストで詳しく紹介します。
ヨガポーズで不眠が改善される理由!
ではなぜ、3つのヨガポーズにより不眠が改善されるのでしょうか。これには「自律神経」と関係があります。
自律神経とは、心臓を含む内臓や発汗など自分の意思では操作できない、体の機能を制御しているシステムの総称です。この自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の二つがあリます。交感神経は緊張したり働いたりするときに、副交感神経はリラックスするときに、それぞれ働く神経です。
日中など活動しているときは、主に「交感神経」が担当し、夜になって、リラックスしたり、睡眠など休息をとっているときは「副交感神経」が優位になって、体のバランスをたもっているのです。交感神経優位のときは、エネルギーを消費して、活発に臓器も動かします。副交感神経が優位のときは、省エネモードに切り替わり、元気な状態に回復させる時間にしています。
この二つはスイッチが交互に入り、両方が同時に働くことはありません。バランスが崩れると、筋肉が硬くなったり不眠になったりするのです。
高齢になればなるほど自律神経の機能が低下し、交感神経と副交感神経のコントロールがうまくできなくなるのです。
つまり、3つのヨガポーズを実践することで、呼吸を意識しながら力を入れる、抜くという行為を繰り返し行うことにより、交感神経と副交感神経を切り替える力がアップ。深い睡眠を得られる可能性が高まるのです。
若い頃のように深い睡眠が得られない、熟睡できない、など不眠に悩んでいる方は試してみてはどうでしょう。
3つのヨガポーズを行うタイミングは、時間が空いたときでよいそうです。
※体調に異変を感じたりしたらヨガを止めてください。