まばたき体操・親指追いかけ体操・目のぐるぐる体操
近視・老眼に…血液の循環を良くして、目をスッキリさせてくれる目の体操!
パソコンやスマホなどで、目を酷使していると、充血したりショボショボしたりします。
この状態は、目の周辺の血流が悪化し、疲労が蓄積している状態です。
目という部位は、血液の流れが悪化しやすいのです。一点を見ている作業をしていることで、筋肉が緊張することが一番の要因です。画面の活字や画像を注視することで、目の筋肉をこわばらせます。
目のまわりにはたくさんの筋肉があります。その中で、眼球を動かしているのは4つの直筋(上直筋・下直筋・外直筋・内直筋)と、2つの斜筋(上斜筋・下斜筋)です。またピントの調節は、水晶体の上下についているチン小帯や毛様体筋によってコントロールされています。
いつも近くばかり見ていたり、同じ目の動きしかしていなかったりすると、これらの筋肉が緊張して硬くなり、衰えてきます。これにより、目の調節力が低下し、疲れやすくなるのです。
そのまま放置しておくと、作業効率が悪くなるだけでなく、肩こりや頭痛の要因にもなります。
目が疲れたときは、目の血行を良くする体操・トレーニングが効果的です。
朝起きた時、仕事を始める前、パソコンでの作業が続き、目が疲れた時などにどうぞ。パソコン操作のような目を使う仕事をしている人は、1時間作業をしたら5分間休憩をとって、こまめに目の体操・トレーニングをするとよいでしょう。
1.まばたき体操
まばたきをすることで、目の周りがほぐれ、適度な刺激で涙がゆきわたって目がスッキリとしてきます。まばたきにより外眼筋のストレッチ、目のまわりの表情筋のマッサージ、眼球全体のマッサージ、をすることができます。目の周辺の血流障害を解消しましょう。
2.親指追いかけ体操
目を動かす筋肉を大きく動かすことで疲れをとる体操です。顔は正面に向けたまま動かさず、親指の爪を見るつもりで、視線だけを送ります。つまり、視力を回復させる目の運動を効果的にするには、視線だけを動かすことです。
※左右の隅、上下の隅などに目を向けた時、ここで目を向けたままゆっくり3つ数えてください。
3.目のぐるぐる体操
目をなめらかに動かす体操です。両目をとても大きな円を描くようにゆっくり回転させます。一周を10秒くらいかけてゆつくりと行います。ぐるぐる体操は、目をぐるぐるさせるので気持ち悪くなる人がいますが、目を閉じてやってもOKです。
1.ゆっくりと右回りに眼球を回します。 2~3周
2.同様に左回りで眼球を回します。 2~3周
3.最後は寄り目にして5秒キープします。
一点を見ている作業をしていることで、目の筋肉が凝り固まったり、運動不足状態になります。これにより目の周囲にある末梢循環が悪くなり、必要な栄養や酸素が行かなくなることで代謝が悪くなってしまうのです。
まばたき体操やぐるぐる体操をやりながら目に疲労を感じたら、無理をしないで休ませるようにしましょう。
目の体操で効果が出ない、あきっぽくて目の体操が継続できない、そんな方は超音波治療器をお試しください。